遠い将来を考えて。



私が設計を始めてから今日まで、大切にしている事が 1つだけあります。

それは、「将来の事を考えた設計 です。


お墓は継承していくものであり、せめてお客様のご子息様が継承しお年を重ねた時の

事も考え、お参りし易く 且つ デザインもよく考えて ご提案しなくてはなりません。


今回の墓所は奥行きが広く、従来の様に境界の石材を墓所全体にぐるりと囲ってしま

うと、高い段を 1段上がってご自分の墓所に入らなくてはなりません。


現在、住宅リフォ-ムでも 出来るだけ段差のないバリアフリ-設計が主流となってます。

なので墓所も段差は限りなく低く、出来れば 0 に近い方が将来的には良いのです。


現在は若く足腰が丈夫であっても、将来どうなるかわかりません。お墓参りに来て高い段

差によってつまずいたり、その事で怪我をすればとても残念な事です。


また、墓前の参拝するスペ-スはできるだけ広く設けた方が、全体的にゆったりとした

墓所となります


更に、とてもシンプルな墓所となり 結局の所 お掃除が楽だったり お参りがし易かった

り、ずっとデザインに飽きなかったりなど、プラス面が多いのも確かです


現在までに沢山の墓所を見学して来ましたが、「なぜ他の石材店はもっと将来の事を考え

て提案してあげなかったのかな??」 という設計やデザインが多々あります。




・ 建立前の墓所です。


・ 完成予想イメ-ジです。
  参拝スペ-スをとても広く設け且つ、段差も出来るだけ低く設計しています。





・ 完成写真です 

・ 一枚ものの石なので、シンプルですが 存在感 ・ 重厚感もあります 
    最初の一段目の石の高さは、2段目が高くならない様に 考慮してあります 


 








Planning ・Design

Daisuke kawakam